エア・インディア(AI)の刷新されたフライング・リターンズ・プログラムが始動しました。
　　
ステータスの獲得がより簡単になりましたが、それ以外の変更点は。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

新しいフライング・リターン・プログラム

エア・インディア(AI)の新しいプログラムは4段階からなります。
　
レッド、シルバー、ゴールド、プラチナ
　
AIのマイレージプログラムでステータスを獲得する方法は2つあります。
　
AIのフライトでINR100(JPY190くらい)の利用ごとに、6ティアポイントを獲得できます。
　
シルバー以上のステータスに必要な条件は下表の通りです。
　

シルバー :
15,000ティアポイント(INR250,000の利用) + 最低AIの利用4500マイル以上
または
30フライト(AI便の利用4回以上)
　
ゴールド :
30,000ティアポイント(INR500,000の利用) + 最低AIで9,000マイル以上
または
60フライト(AI便の利用8回以上)
　
プラチナ :
45,000ティアポイント(INR750,000の利用) + 最低AIの利用13500マイル以上
または
90フライト(AI便の利用12フライト回以上)
　
十分なティアポイントを貯めるか、必要なフライト数をこなすことで各ステータスの資格を得ることができます。

ポイント獲得率

AIは、現在世界中のほとんどの航空会社で採用されている収益ベースのリワードシステムに移行し、利用者に公平なシステムを提供しています。
　
ステータス特典ポイント :
レッド INR100につき6ポイント
シルバー INR100につき8ポイント
ゴールド INR100につき9ポイント
プラチナ INR100につき10ポイント
　
AIのウェブサイトまたはアプリから予約すると、利用金額INR100につきさらに2ポイント加算されます。

AIマイレージの価値と交換

AIは現在、インド国内線への交換に優れた価値を提供しています。
　
必要なポイント数は、事前予約か直前予約かによって異なります。
　
マイレージでの事前予約はバリュー運賃と呼ばれ、プライム運賃は必要ポイントが高い直前予約のことを指します。
　
新プログラムにより、空席状況は改善されました。
　
にもかかわらず、国際線への交換にはまだ比較的多くのポイントが必要となっています。
　
ポイント計算機で路線別の必要ポイントを調べることができます。
　
AIゴールドメンバーから、スターアライアンスゴールドメンバーです。

エバーグリーンポイント

AIのリワードポイントの標準的な有効期間は24ヶ月です。
　
ただし、AIの有償航空券で旅行をすると、既存のリワードポイントの有効期限を24ヶ月間延長することができます(特典航空券には適用されません)。
　
2年ごとに有料のフライトを利用する限り、マイレージの失効を気にしなくていいのはメリットとなるでしょう。
　
有効期限が切れそうなポイントを無理に使う必要がありません。

ファミリープール

一緒に旅行する家族にとって、個々のアカウントに少数のポイントを持つのは非効率的です。
　
そのため、家族のポイントをまとめる機能があると良いですね。
　
AIの新しいファミリー・プール・プログラムでは、2人以上の家族会員がそれぞれのフライング・リターンズ・アカウントを結びつけ、1つのまとまったプールを作ることができます。
　
リンクされたアカウントで獲得したポイントはすべて、ファミリーの代表が使用できるように貯めることができます。

まとめ

タタ・グループがAIを買収したときから、マイレージプログラムの刷新計画があったようですが、昔のマイレージプログラムよりはマシになったようです。
　
ただ、自社便に乗る割合がちょっと多いかな、という印象。
　
NH国内線でギリギリまで回数修行を行い、残りのAI便をこなすためにインドに行く、ということも可能ではありそうですが、そこまで魅力のあるマイレージプログラムではなさそうです。
　
ただ、AIファーストクラスには一度は搭乗してみたいかな。