タイ国際航空(TG)の新しいボーイング B787-9 ビジネスクラスシート導入計画
タイ国際航空(TG)は、エアバスA380とボーイング747を退役させた後、6種類の双通路ジェット機を保有し、空で最も多様な長距離路線を運航しています。
TGでは、使用機材を急遽入れ替えることは珍しくなく、事実上「格下げ」されることもしばしば。
その良い例がボーイング B787ドリームライナーで、6機種の787-8型機ではロイヤルシルク・ビジネスクラスの座席レイアウトは時代遅れの2-2-2ですが、2機種の787-9型機では1-2-1の現代的なレイアウトになっています。
TGがボーイング B787-9機材を45機納入することになっており、数年後にはこの状況が変わるかもしれません。
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TGのシートアップグレード計画
この発注だけで、TGの2024年4月現在の保有機数にほぼ匹敵するため、燃費効率の悪い旧型機の退役を推し進め、長距離国際線機材の大部分をB787-9ドリームライナーに移行する可能性があります。
TGの新型機ボーイング787-9新型ドリームライナーが到着するのは2027年からで、「10年かけて」導入される予定です。
最初のジェット機が到着するのはまだ3年先であるため、ビジネスクラスのシートデザインは最終決定していません。
ですが2027年の納入に合わせ、タイ航空は今後18ヶ月以内にそのデザインを決定する必要があります。
スライド式のプライバシードア、ブルートゥース・オーディオ・ストリーミング機能付きの大画面4Kビデオモニター、ACおよびUSB-Cソケットを備えたワイヤレス着替えなどを備えた「スイートルーム」あたりは備わっているでしょう。
2024年の今でも、最新のビジネスクラスはすでにこれらの条件を満たしています。
TGが、ビジネスクラスの1列目をより広く、より多くの機能(コンパニオンシートにもなるオットマンから冷えたミニバーまで)を備えた「ビジネス・プラス」ムーブメントを取り入れる他の航空会社に加わる可能性もあります。
まとめ
これまで、TGの機材繰りに泣かされた方も結構いらっしゃると思います。
最近TGはサービスの質も低回しているように思われます。
機材が新しくなったところで、ファーストクラスのサービスも以前のように素敵な感じに復活して欲しいですね。
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