
バックグランド 今回の記事は、年間数十泊するホテル修行僧から、たまの贅沢を楽しむ旅行者まで、誰もが一度は抱くこの「本質的な問い」について深掘りします。 ステータスが「楽しさ」をブーストするのは事実 まず認めざるを得ないのは、ステータスがあることでホテルの体験価値が数倍に膨れ上がるという現実です。色々な理由があるとは思いますが、すぐに思い浮かぶ理由がこちら↓ 経済的メリット: 朝食無料、ラウンジ利用、レイトチェックアウトなどは、金額に換算すると数万円の価値になることも。 心理的優越感: 「いつもありがとうございます」という挨拶や、専用デスクでのチェックインは、ゲストに「大切にされている」という実感を与えます。 しかし、これが「ステータスがないと楽しめない」という結論に直結するかというと、話は別です。 「ステータス特典がないと良くない」という誤解 「特典がないならそのホテルは良くないのか?」という問いに対し、答えはNoでしょう。むしろ、ステータスに頼らずとも満足度が高いホテルこそが、真の「名門」や「良宿」と呼ばれます。 ステータス依存度が高いと感じてしまうのには、以下の理由が考えられます。 「標準」のレベルがそもそも高い ステータスで得られるのはあくまで「プラスアルファ」です。高級ホテルは、たとえ一番下のカテゴリーの客室であっても、寝具の質、清掃の行き届き方、スタッフの所作など、基礎体力が一般のホテルとは桁違いです。 「期待値」のコントロールミス ステータスを持つと、どうしても「得をすること」が目的になりがちです。「アップグレードされなかったからガッカリ」という思考に陥ると、ホテル本来のサービスや空間の美しさに目が向かなくなってしまいます。 実際はどうなのか?例、Grand Hyatt福岡 私はGrand Hyatt福岡が好きです。グローバリストとしてしか滞在したことがないので、ステータスがない状態のホテルというのを見たことがありません。でもブログ記事のためにステータスがない状態での滞在を想像してみたいと思います。 GH福岡はラウンジが充実しています。グローバリストステータスがないとラウンジアクセスがついてくる部屋代を払わないと入れません。ラウンジで朝と夜の美味しい食事ができます。朝からおいしい刺身が食べれるし、夜は地元のアルコールなど飲み放題です。どんなに安く見積もっても1日5,000-6,000円以上の価値はあるでしょう。 次にグローバリスト特典として好きな点が、スパへのアクセス(1,000-2,000円/日)が無料でできること。さらに水着(550円/回)とジムセット(1,100円/回)はグローバリストなら無料で借りられます。私の場合は泳いでサウナなので毎回1,550円かかる計算です。 部屋はグローバリストだと多少アップグレードされることがほとんどです。なので未だに予約した一番下のカテゴリーの部屋に泊まったことはありません。人によってはちょっと古めのホテルと言う人がいますが、私はそう感じません。 スタッフの対応はチェックインとチェックアウトのみステータスがあることで多少変わるかもしれませんが、清掃スタッフ、ラウンジスタッフはステータスがあってもなくても関係ないので、ステータスをもっていなくてもここら辺は同じです。 グローバリスト特典は1日6,550-7,550円の価値があるという計算になりました。1-2泊なら正直ポイントで予約して、ラウンジアクセスは現金で支払ってグローバリストでの滞在と同じように満喫するという選択肢もありな気がします。それだけグローバリスト特典が充実しているホテルだからそんな風に思わせてくれる。 しかし、GH福岡は事前予約でも1泊3万円ほどします。直前だと4-5万円です。ということはラウンジアクセス含めると4-6万円ぐらいにはなるホテルです。それだけあれば寝る場所はビジネスホテルにして、博多の食にお金を使い満喫する旅行もできますよね。純粋に1食2万の寿司屋に泊まっても残り2-4万円で寝るところ(恐らく1万円ぐらいでみつかる)と朝食をカバーできればいいわけですから。 大切なのはステータス以外の部分で自分はどれだけGH福岡が好きなのか?だと思います。居心地がいいというのはなかなか数値で表すことが難しいですよね。その居心地の良さはステータスがあるからなのか?そこらへんは未知数です。 結論:ステータスは「調味料」、ホテルは「素材」 料理に例えるなら、ホテルそのものは「素材」であり、ステータスは「調味料」です。 新鮮で最高級の素材(良いホテル)は、そのまま食べても(ステータスなしでも)十分に美味しい。そこに極上の調味料(ステータス特典)が加わることで、さらに化けるのです。 逆に、調味料がないと食べられないような素材(ステータスがないと不満が出るホテル)は、本来のサービスレベルに課題があると言えるかもしれません。 まとめ 「ステータスがあるから楽しい」のは間違いではありません。しかし、「ステータスがなくても泊まりたいと思えるか?」という視点でホテルを選んでみると、今まで気づかなかったそのホテルの真の魅力や、自分自身の本当の好みが、より鮮明に見えてくるのではないでしょうか? 次回の予約は、あえて「ステータスを持たないブランド」に泊まってみるのも、新しい発見があって面白いかもしれません。
The post ホテル滞在はステータスがあるからこそ楽しい!?それはステータス特典がないならそのホテル自体はそこまで良くないという意味なのか? first appeared on アメリカ在住陸マイラー.