
注意:Financial advisorでもTaxの専門家でもない素人が自分の趣味の一部としてブログ記事にかいてみました。正確な情報が必要な方は、ちゃんと日米税理士に相談してください バックグラウンド 先日、ダイスケさんのYouTube動画で元国税庁のやすなが税理士とのコラボがありました 税のプロが解説しているということで見てみると、率直な意見は「日本は税金でかなり持って行かれるんだなー」と思いました。 そこで、もしアーリーリタイアをアメリカでするのではなく、日本に帰ったら大雑把でいいから税金の計算してもお得なのか?と疑問に思いました。今までそのような計算をしたことがなかったし、詳しく計算方法を紹介しているブログ記事も読んだことがなかったからです。 じゃー素人だけど、見つかる範囲内の情報で自分なりにまとめて考えてみようかな。と思ってこの記事を書いてみることにしました。アーリーリタイアシリーズの記事です。 仮定 10年間は現金やBrokeragege accountから株を売りアーリーリタイア、それ以降はIRAや401kから引き落として生活するという仮定で話をしようと思います。実際にはもっと複雑な話だとは思いますが、計算をできるだけ簡単にするためにこのようなシナリオで考えてみます。 計算がしやすいようにFIREの数字は1Mと2Mの2パターンに分けて考えてみます。$1=140円と仮定して話をします。 4%のWithdrawalと仮定すると、1Mの場合、年間$40,000(560万)を引き落として使う。 2Mの場合は年間$80,000(1,120万)引き落として使うことになります。 最初の10年は現金30%、残りの70%は株を売って生活するとします。70%のうちの50%はCapital gainで増えたものと仮定します。 1Mポートフォリオ 現金:$12,000 (168万) 株:$28,000 (392万)のうち$14,000 (196万)はキャピタルゲイン 2Mポートフォリオ 現金:$24,000 (336万) 株:$56,000 (784万)のうち$28,000 (392万)はキャピタルゲイン 60歳までの10年間 日本 アメリカの株を売却して得た資金は日本在住であれば日本の税が課税されます(譲渡税)。一律20.3%ということらしいです(参考記事)。ということは税金でCapital gain分に支払う金額が 1Mポートフォリオ 毎年:$2,842 (397,880円) 10年間:$28,420 (3,978,800円) 2Mポートフォリオ 毎年:$5,684 (795,760円) 10年間:$56,840 (7,957,600円) アメリカ married filing jointlyなら収入が年間$94,050以下までならキャピタルゲインが0%です。1Mと2Mポートフォリオどちらともキャピタルゲインはかかりません。 日本で税金を払う金額は結構多いですが、アメリカでW2がない状態だとInsuranceを自分で支払うことになります。60歳以下だと月1,000ドル以上は確実にすると思うので年間10,000ドルぐらいはかかりそう(参考記事) 日本の健康保険の平均支払い額は新宿区に住んでいる場合年間で1Mポートフォリオ(560万円)で約79万円、2Mポートフォリオ(1,120万円)で約109万円らしいです(参考記事) ...