
Riku Miley
Hilton2025年2度目の改悪
バックグラウンド Hiltonの特典宿泊に必要なポイント数の上限が上がりました。最大1泊250,000ポイントとなりました。ほぼ全てのホテル、特に高級ホテルが改悪されました。 ちなみに前回の改悪は2025年5月。その前は2024年12月です。ありえないスピードで改悪されています。 この記事ではどこがどれだけ改悪されたのか見ていきたいと思います。 改悪 私が実際に泊まったHilton系列、そして日本のHilton系列、あとは気になるホテルをリストアップしてみました。見事どこも改悪されているのが一目瞭然です。 2019年に泊まったConrad Tokyoは無料宿泊券利用しましたが、当時は89,000ポイント 2019年に泊まったConrad Maldivesは95,000ポイント 2020年に泊まったHilton Mooreaは80,000ポイント 2020年に泊まったBonrad Bora Boraは89,000ポイント 2022年に泊まったGrand Waileaは110,000ポイント 2022年に泊まったROKUは95,000ポイントでした 最近発見したことなのですが、最近Hiltonは繁忙期にありえないぐらい多くのポイントを要求してくるホテルが出てきているのです。例えば、Hiltonニセコ。 夏と秋はこんな感じ↓ 冬↓ 確かに年末年始は日本人が旅行する時だから繁忙期ですが、それにしても夏に必要なポイント数の5倍です。5倍ですよ!!! しかもお気づきか分かりませんが、なぜか部屋が広く4人まで泊まれるDeluxe familyルームが冬以外はStandard roomよりも少ないポイント数で予約可能ですが、冬はStandard roomの3倍ぐらいになります。宿泊レートはほぼ変わらないのに。 分析 5年ぐらい前に比べると、Conrad TokyoとROKUは約1.5倍。モルディブとボラボラは2倍ポイントが必要となってしまいました。 その間、クレジットカードの入会ボーナスは1年に1回ぐらい特別に通常のボーナス+無料宿泊券という時もありましたが、1.5-2倍のポイント数にはなっていません。つまり、貯めるのと使うのが同じスピードで動いたわけではなく、使う時のポイント数が貯めるスピードに比べて大幅に加速したという意味です。 感覚的には給料はほぼかわらないけど、物価は1.5-2倍になった。だから生活が苦しい。働いても働いても前より財布からお金が出ていく。まさに同じ現象がHiltonポイントで起きています。 コンラッド東京と大阪を詳しく見ていきましょう。必要ポイント数はそれぞれ130,000ポイントと110,000ポイントです。Hiltonポイントはセール時に0.5セントで購入できるので、コンラッド東京は650ドル(95,000円)、コンラッド大阪は550ドル(81,000円)で1泊泊まれる計算ですね。 現金で泊まるのとほぼほぼ変わりありません↓ ということは、あえてHiltonポイントを一生懸命ためてポイントで予約するメリットがなくなってきているという意味になります。もちろん宿泊費が高い日や繁忙期にポイントを使い予約すればお得ではありますが、今までのようにHiltonポイントを使ってコンラッドに泊まれば確実にお得!という方程式は成り立たない時もあるかもしれない。ということを頭に入れておいてもいいかもしれません。非常に残念です。 まとめ ホテルポイントだとMarriottがSPGを買収して1-2年後ぐらいからありえないスピードで改悪され、英語ではBonvoyという言葉を「ありえない改悪」的な皮肉な意味で使われるようになりました。 今回のHiltonの改悪はそれと同じぐらい酷いものです。 私はMarriottのBonvoyされたのを見てMarriottポイントを貯めるのをやめました。今回のHilton改悪を見て同じような気持ちになりました。 頑張って貯めたポイントを使おうとしても必要ポイント数が多く、なかなか使えない。貯めている最中に改悪がある可能性がある。そんなホテルポイントなんてゴミです。貯める価値はありません。あまりにも企業の利益のためにやって一方的な改悪というのが目に見えてがっかりします。 もちろん、今回の改悪でほぼ全てのHilton系列の必要ポイント数が増えました。でも高級ホテルではない、または人気がそこまでないホテルならあまり差がないかもしれません。そのようなところでHiltonポイントを使おうと計画している人にとっては今回の改悪ニュースはスルーでもいいでしょう。
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